シアワ星

お城です。

A3!ストーリー感想⑭~花の王子さま

前回

A3!ストーリー感想⑬~春ケ丘Quartet - シアワ星

最初

A3!ストーリー感想①〜不思議の国の青年アリス - シアワ星

「椋くんが王子様を演じる」というだけで胸がいっぱいになる。 A3のオタクはみんなそうなる。

花の王子さま

王子様への夢を語る幼少期の椋くんと九ちゃんの回想です。かわいい。 みんなでドラマ鑑賞をしています。脚本に注目しちゃう綴くん、職業病ですね。

椋くんの憧れを憧れだけで終わらせるんじゃくて、実際にちゃんと実現させようと努力する姿って本当かっこいいですよね。素直に憧れます。

椋くんにとって陸上や演劇って初めは憧れだったけど、いつからか好きに変わっていったんだろうなあ。 みんなが「椋くんが王子様を演じられるの良かったなあ」って喜んでいるの、椋くんの人望を感じます。みんな椋くんのことが大好き!

楽しそうなみんなとは反して不安な様子の椋くんです。椋くんの課題って自信の無さなんでしょうね。

特別講師として王族のシトロン様が現れます。身近にこんな頼りがいのある人が居るなんて、さすがMANKAIカンパニーですね。とは言えおふざけを入れるのはやっぱりシトロン様!

ガイさんのボケ、ツボ。

天馬くんは乗せたくない白馬、おもしろい。同じ馬なのに。

真澄くんによる綴くん劇場。おもしろいから勘弁してほしい。 綴は寝かせておいて普通に真澄くんが持ってくれば良いじゃんか!

「お任せ」で自信過剰ナルシスト王子を持ってくる粋な仕事っぷり。 いとこ公演熱い。大事な公演だからこそ九ちゃんにやって欲しいよね。

「もっと頑張らなきゃ」って自分を追い込む姿を見ると不安になります。A3で自分を追い込んで良かったことないからな!

稽古でも力みすぎたり、役作りに苦戦する九門くん。監督がアドバイスを送ります。 的確なアドバイスで、こういう所を見ているとさすが監督だなあと思うのですが、「苦労人の従者」で「綴くんをイメージしたらどう?」ってアドバイスするのおもしろいからやめてほしい。

天馬くんは、椋くんはこだわりだけで力み過ぎてるわけじゃないと考えているようです。 夏組の公演ストーリーを読んでいると本当に「天馬くん」という存在の大きさ、重要さを感じます。

失敗を不安がる九ちゃんに「失敗は誰でもするし、それを笑いに変えるのが夏組だ」と 諭す幸くん。成長したなあ。椋だけじゃなく自分の、夏組の公演なんだという言葉めちゃくちゃ良い。

王子様の先輩、高遠丞。

椋くんが自転車に引かれそうになる女の子を守り、ケガをした時のことがフラッシュバックしてしまいます。

周囲が心配したり、盛り上がったりすればするほど責任感や罪悪感に押しつぶされちゃわないか心配です。

九ちゃんが準主演の不安を十ちゃんに相談します。 十ちゃんは仁侠伝の時のことを思い出し、自分のやり方で椋くんの隣に立てば良いと伝えます。仁侠伝のことも思い出すし、兄弟の関係も良くて胸がいっぱいになりますね。

撮影が始まり、椋くんの手首が腫れていることが分かり撮影は中止になります。その場から駆け出す椋くん……。椋くんの気持ちを考えると涙出てくる……。

いや~ここ……。撮影中にケガのことが判明するのって、王子様姿で女の子に会う必要があったからなんですよね……。 美しい展開を見るととんでもなく胸がときめくんですが、これってみんなそう?

椋くんがどんなに王子としての自信が無くても、女の子から見たら椋くんは紛れもない本物の王子様なんですよね。うわーーー、泣ける。

陸上に未練があるのではなく、また同じように大切なものを失ってしまうのではないかと怖かった椋くん。

九ちゃんの口から海エピソードが語られます。

椋くんが憧れている王子さまは、「かっこよくて明るくてキラキラしてて、心優しくて、たくさんの人から愛される素敵な男の子。」

そして九ちゃんは「それって椋のことじゃん」と言います。

椋くんは昔から理想の自分にプリズムジャンプしているんですね。 理想の姿を語り、それって椋じゃんって思われる椋くんのかっこよさったら無い。

とにかく泣ける。

そして天馬くんは椋くんに「足りないのは自信。胸を張れ。」と伝えます。

「胸は張れ」

そのあとのストーリーを読んでキャラソン聴いてるオタクはこの言葉を聞くだけで泣きます。助けてほしい。

そして本番を迎えます。 出だしは力む椋くんと九ちゃんですが、他の夏組メンバーの演技に触れ少しずつ力が抜けていきます。 これこそ幸くんが言っていた椋くんや自分1人だけじゃない「夏組」の舞台なんだ……!

作中の演技力ってどんなものなのか分かりませんけど椋くんって演技うまいよね。って言うか演技の幅が広いイメージ。椋くんの性格上、何でも器用にこなしているという訳じゃなく努力の賜物なのかな~とか妄想が膨らみます。

最後の「椋くん、本物の王子様になれたね……」と言う監督のセリフで涙が止まりません。これが最終回だよ!って言われても文句言わないよわたしゃ……。

終演後、親や友達が声を掛けに来ます。あったかい、あったかいぜ……。

そして泣いちゃう九ちゃん……( ;∀;) 本当にあったけぇ……。

「まだまだこれからだぞ」という言葉、これからなんですよね。最終回なんかじゃないぜ!

EP

「剣を取って戦ったりもしない、誰も傷つけずに優しさで人を助ける。人に笑われても、ぶれたりしない。かっこいいに決まってる。」という十ちゃんの言葉。

染みる―――。

まとめ 兵頭&向坂DNA 尊い