シアワ星

お城です。

A3!ストーリー感想⑦〜任侠伝・流れ者銀二

前回

https://men9n.hatenablog.com/entry/2021/06/02/223011

 

公演ストーリーに絞った感想には欠点があります。

リーダーズの話がしたくてもするタイミングがないところです。

 

任侠伝・流れ者銀二

 


秋組第三回公演。左京さんが主演です。


主演も準主演もやったことないって理由で周りから主演を推されます。

しかし左京さんは俺よりも若い者がやった方が良いという意見を出します。この考えから一歩引いてることがわかりますね。

 


あれ?これもしかして綴出てこないの?皆勤だった気がするんだけどサボり?西山宏太朗ギャラ未発生ですか?たるんでるな皆木。

任侠ものを提案されそのまんますぎて不安になる監督ちゃん、まともでおもしろい。


気合が入る左京さんとなかなか役の関係性が出せない十ちゃん。今回はこのふたりのお話です。ちなみにこの話個人的にめちゃくちゃ好きで何回か読んでるので逆に感想書けない気がしてます。

 


役作りのため任侠映画を見て普段の言葉遣いを物騒になる秋組とそれにビビる咲也く…………え!?!?!?!?!?綴いるじゃん!!!!!!!!!!!!ギャラ発生ギャラ発生ギャラ発生たるんでるとか言ってごめん。

 


左京さんがマンションの内覧をしていることを知ってしまう秋組。迫田が自分がばらしたことを秘密にしてほしいと頼んだために、マンションのことが気になっても誰も左京さん本人に聞けない……のですが、みんな律儀だな。そして遠慮が見える。

結婚するのでは?子どもが出来たのでは?といろんな憶測が飛びます。プレイヤー的にはどれも有り得なくてウケる。

みんな気になっちゃって稽古に身が入りません。そしてやる気がないならやめろと怒る左京さん。悲しいすれ違いだ……。

しかし左京さんって少年のような人だなと思う。ガキっぽいとかショタとかそういうんじゃないだけど、周りに対する熱意だったり恋愛観だったりとか三十路のおじさんなんだけど左京さんを見ていると青春を感じるというか。こないだアニメの一話見てたんだけど左京さんってやっぱ良いキャラだよね。

言いたいことがあるならハッキリ言えば良いのにと思う反面10以上年が離れた自分に何でも伝えるのは無理だよなと左京さんは疎外感を抱いてしまいます。とても切ない。こういう姿も青春感と言うのでしょうか。

 


監督さんも左京さんとみんなの間に変な壁があることに気が付き、まず左京さんに話を聞きに行きます。左京さんは監督が訊ねる前に吐露します。監督相手だから出来ることだよなあ。

 

左京さんの「若いときに始めていれば」という埋められない後悔が登場します。

過去への後悔。秋組全員が抱えているテーマのひとつなのかね。

左京さんの抱える焦りから秋組のことを想っているのがわかるなあ。人情にアツい男だ。

 


そして名前が出てきたね。九ちゃん。弟さん。楽しみだね。

普段使いのフライヤーってなんだよ……。

 


十ちゃんに絡む摂津。本当に良い。このコンビについて語りたいけどそうこうしてる間にオート進行のストーリーが進んでいくので語りません。

 


実家に寄るためにと電車に乗った十ちゃんが、女性と一緒にいる左京さんを発見します。実家に寄るのくだりは九ちゃんの存在示唆するための話題かと思いきやちゃんと展開に生かされてますね。

弟分さんを弟さんと聞き取る不動産のオトコ。一般ピーポーは弟分なんて言葉に聞きなじみないんでしょうな。わたしもない。

 


左京さんと一緒にいたのは左京さんの母親でした。マンションの謎が明かされます。

この子呼ばわりされる左京さん新鮮だね。

 


そして今度はもっと詳しく左京さんの過去の話が。

あの日も雨が降っていた。どうやら左京さんにとって特別な日は雨が降っているらしい。左京さんのキャラソンも雨だもんね。あめ……雨……。プラスチック……アンブレラ……。三峰……ウッ!頭が……雨はいけねえ。

なんか左京さんってずっと誰かのために生きているというか、本当に人思いなんだね。左京さんの感じている罪悪感って、申し訳なさから来ているよね。

最初の仕事が子守だったとサラリと言ってるけどこれあーちゃんのことだね。存在示唆です。


左京さんは「俺みたいな」とか「俺なんか」って意識がとても強い。卑下の理由はさっきの過去話からなんとなくわかるというか、繋がっているよね。

 


十ちゃんが秋組が左京さんが居なくなるかもと思い心配していたことを告げます。そして「自分が居なくなること」に対して「くだらないこと」と左京さんは言います。しかしその言葉にくだらなくねぇだろと返す十ちゃん。いい加減自分が周りから必要されていることを認めろと怒ります。いやこのストーリーもう結構読んでるのにまた涙出てきた。

十ちゃんはすごく素直でストレートなのよね。そういう言葉ってすごく刺さる。

そして「愛」。良いのっよ~~~。左京さんもこの言葉が強く刺さって残るんだよね。なんかのストーリーで十ちゃんの愛への感銘話をしていたためさらにこのストーリーというかこのシーン刺さりまくる。わかった、これは愛ね。(べる様の真似)

十ちゃんしかり丞しかり不器用でストレートで嘘のない人の美しくない飾らない一生懸命な言動ってすげえ~~好きなのよねえ。

 


十ちゃんに「自分に似ている」と感情移入をしていた左京さん。

左京さんを「自分とは違う人間だ」と尊敬をしていた十ちゃん。

 

この出来事で左京さんは十ちゃんを自分とは違う人間だと、十ちゃんは左京さんも自分と同じ人間だと気が付きます。いや、本当脚本うまいな。ふたつの相反する感情を使ってひとつのストーリーを繋げてメッセージを作るって。違うからこそ尊敬出来て同じだからこそ親近感が湧くっていう。どっちも必要なんだね。

 


公演終了後に左京さんが主演を張っている姿を見て涙する雄三さんを見て涙するわたし。ここにもちゃんと左京さんに愛を持っている人がいるんだよなあ。自分を卑下したり、自分は必要ないし居ない方が良いとまで思っていた左京さんだったけど、周りからちゃんと愛されているんだよね。雄三さんの愛なんて昔からあったものじゃないの。気付いてなかっただけで昔から愛に囲まれていたのよね。えっ!?!?!?なにこれ!?!?!?プリティーリズム!?!?!?!?!?!?あ~~~~~~~!!!!!!!よ、良すぎるじゃんかーーーーーーーーーー!!!!!!!生まれたんじゃなくて元からあってずっと一緒に育っていたんだ愛は……。いや……プリティーリズム好きな人は読んだ方が良いですよマジでA3!はプリティーリズム?????!!!!!!!!ユンスもコウジくんもいるしな……。プリティーリズムは置いといてめちゃくちゃ良いし作り方うまいしおもしろいし良い話なのよぉ~~~~教訓もあるしひなな、この作品すきぃ~~~~~~になってしまうわね……。部屋寒くて頭と手が回らない。

 


EPです。会長来ました。そして会長からも左京さんへの愛を感じます。ここにも愛がある。そしてやっぱ監督はすげぇよ……。となりますわね。あと多分会長も左京さんの監督への愛の矢印気付いてるよ。

父親と聞いて会長と幸夫さんのことを思い浮かべる左京さん。監督だけじゃなく幸夫さんにも想いがある左京さん。それを聞いて私たちも義理の兄妹みたいなものですね!っていう監督なんだけどそれに対して「妹じゃつまらねぇだろ」とめちゃくちゃ優しい声で呟く左京さん。……。もう告れや!!!!!!!(キレ)

これ普通のアニメとかゲームとか漫画とかだったら最終回などでこのふたりくっつくんだろうけど一応ファン層的に女性人気高いキャラクターソシャゲだから誰かと監督ちゃんがくっつくことないんだろうなあ。一生片思いか……。

 


まとめ

初恋三十路おじさんあまずっぺ~~~~~