シアワ星

お城です。

A3!ストーリー感想⑥〜抜錨!スカイ海賊団

前回↓

https://men9n.hatenablog.com/entry/2021/06/02/221045

 

ブログって1日の投稿制限とかあったりするんですかね?初心者だからわっかんない!

 

抜錨!スカイ海賊団

 


夏組第三回公演。なんだかんだで謎が多いままの三角のお話です。

 

紙飛行機を飛ばして遊ぶ夏組。仲が良くてとてもかわいい。紙飛行機に真剣な天馬くんは立派なショタです。そして紙飛行機、三角を語るうえで外せないアイテムですね。

 


紙飛行機に「ライトニング号」と名付ける天馬くん。紛れもないショタです。愛着持った方が飛ぶという完全なる自論を主張する天馬くんと風向きを計算して紙飛行機を作る一成。性格が出てますね。

 


夏組のみんなでまた花火がしたいとお願い事をする三角。みんなで花火をした思い出がずっと残っているんだろうなあ。これが尊いか。

 


つむと綴の会話。なんかゾワゾワする。オモシロ男の会合って感じで……。しかしやはり綴は出番が多いなあ。メイン張ることは少ないけど、サブに回ると本当に便利なキャラクターですよね。

きゅうって言いながら倒れる綴……。か、かわいこぶりやがって……。

 


三角のおじいさんがカンパニーの脚本家だと知る夏組メンバー。

八角さんが亡くなったことを知らなかった雄三さん。初代組はほとんど連絡を取っていないとのこと。初代組の伏線やわだかまりも解消されるのは本当嬉しいですよね。現実でも大きな事件があったわけではないけど疎遠になることってあるし、まったく連絡取っていなかった友人とまた突然頻繁に遊ぶようになったりもするよね。何度も言ってるけどA3の描写や演出って大げさじゃなくさりげないところがリアリティのポイントな気がします。

 


八角さんが海賊好きと聞いて主演に手を挙げる三角。

八角さんがどんな人だったのか?という話になりますが三角はうまく思い出せません。

そしてそのことを気にして稽古にも身が入りません。三角ってマイペースで何も気にしなさそうな緩さがあるように見えるけど、実は真逆でとても繊細な子なのかなって思う。

集中できない三角と準主演のプレッシャーからうまく演技ができない椋くん。夏組の子は本当に繊細なんですよね。

そんな三角に「自分でやりたいって言ったんだから役者として責任持って芝居に集中しろ」中途半端な態度は周りにも迷惑だ、と天馬くんがビシッと叱咤します。他の子は何も言えません。

幸くんが何か悩みがあるんじゃないかと問います。感情的にならず歩み寄ってる姿。めちゃくちゃ成長したなあ(ジーン)

 

以前まではハッキリと覚えていたはずの八角さんのことが思い出せず、ひとりぼっちになってしまう感覚に陥ってしまったと三角は答えます。

三角にとっておじいちゃんは、唯一の味方でとても大切な存在だということがわかります。

 


監督が先ほどの天馬くんの言葉がキツイ言い方だったのは何故か天馬くん本人に尋ねます。(めちゃくちゃ先生だ)

天馬くんは「オレがいるときは良いけど、オレが不在がちになったときに自分たちで解決していけるようにならないとダメだから」と答えます。天馬くんは誰よりも現実的に真剣に、カンパニーと夏組のことを見つめて考えている。幼いころから大人に混じりプロとして生きていただけあり、しっかりした子ですね……。それ故に演劇以外のところでショタになってるんだけど……。

 


シャキッとした空気のなか、ゆる~いボイスが飛んできました。綴くんだね。本当に便利だ。

そしてなんと八角さんの手記を持ってくる……!なんて役に立つ便利な男だ!!!なんか綴って実家のトイレのような安心感があるよね。一家に一人皆木綴。ほしいなあ。

 


宝探しが始まります。地図を読み解くデザイナーコンビと説明されてもサッパリ妖精な天馬くん……。先ほどの頼りがいリーダーは一体どこに?(こ~こ~だ~よ~)他の子が天馬くんと同じことしたら「あざと!!」ってなっちゃうけど天馬くんだと「ああこういう子なんだろうな」と流せる不思議。いとしか男ばい!!!

 


カンパニーへの愛が深い雄三さん。稽古にも顔を出してくれるし本当に良い人だよ(泣)

そしてついに斑鳩家について語られます。何故三角は劇場に住み着いていたのか。その理由の奥がわかります。

 

 

三角本人が実家に行く必要はないのでは?という提案から三角のために何かをしたいと椋くんと監督が訪問することに。自分のためにも誰かのためにも行動が出来る椋くんは本当にかっこいい。

しかしまんまと門前払いを食らってしまいます。他の人が来た方が良かったのかも……と落ち込みモードの椋くんですが……。

 

「ほら、お宝は簡単に手に入らないものだよ。こんなとき、航海士ヘンリーならどうする?」

 

このセリフ。この、このセリフ。このセリフ聞くだけで涙が出るようになっちったよお。そのセリフを聞いて椋くんは立ち直り、気持ちとやる気が前向きになります。夏組の監督は特に先生を強く感じます。

 


三角の弟、まどかの登場。どうやら弟くんは三角より出来が良く、家族からかわいがられていたようです。それに反して三角は家族から避難されていたことが想像できる。悲しい。悲しすぎる。ミュークルドリーミーの杉山先輩と似ています。

 


なかなか突破できない円の門。(視覚的なダジャレ)椋くんが天馬くんと仲良くなるのだってそう簡単じゃなかったと語ります。天馬くんの弱さと思いを知り「天馬くんも自分と同じ」と気付き仲良くなれたと。あ……。これ知ってるかも……プリティーリズム・オーロラドリーム第10話「雨のちラブリーレインボー」の……。ショウさんと比べると天馬くんって本当良い子だネ。

その記憶から本当のことを隠していては相手が心を開いてくれるわけがないと気付きます。うーん、良いね。組み立てと流れが。ストーリーを拾うのがうまいというか。部屋がキレイになったような爽快感。

 


三角は円から嫌われていると言ってたけど、本当は嫌いなんかじゃなかった。円も円で抑圧されて育ったみたい。お互い本心を伝えられずにすれ違っていた。悲しい。

 


宝箱に入っていたのはボイスレコーダー。録音されていたのは初代夏組の稽古。

そして八角さんの声。

八角さんの声が流れて三角が「じーちゃんだ」って呟くところ涙が止まらん……。

 


宝は仲間だと言う八角さん。

ひとりぼっちだった三角も宝を見つけられたんだな。あ、あ~~~~~!!!(ユニコンの真似)

 


始まる公演。稽古の時と全然違う三角の演技。あの時マジで身が入ってなかったんだな。

ブルフェスで朗読やっていたとき、ナレーションが噛んでそれを笑いに変えたりして観客席から笑いが起こってたよね。夏組のコメディ劇ってこんな感じなんだろうな~体現しとる……とプチ感動した。

 


じいちゃん見てる?これがオレの最高の宝物。

あ、あ、あ~~~~~~~~~!!!!!!こんなん泣くわ!!!!!!!

じいちゃんも見てるよ絶対に。

 


紙飛行機を飛ばす三角。円は過去の思い出からそれを飛ばしたのは三角だと気付きます。円の中には三角との思い出がちゃんと残っている。円も三角を想っていることがわかります。くう。

そして不穏な空気。神木坂さん……?聞いてただろう円……?バッチリな伏線。

 


心配して迎えに来た天馬くんたち。他の人もいるのに何故か偶然を装うとするのバカすぎて愛しいね。ナデナデされる始末。

そしてみんなで約束の花火をします。正直花火の約束忘れてたなぼかぁ……。ほ、ほら……ストーリーの見どころが多くてさ……。あ……。(将太くんの真似)

いやでも言い訳みたいな感じになるけど、ストーリーへの引き込み力が高くてそういう確実に今後回収されるであろう伏線のこととかも忘れちゃうんですよ。読んでるときはストーリーに没入しちゃうのよ。野暮なこととか考えられないっていうか。すごおい力がある。

 


今回の話は監督にとっても、カンパニーにとっても、メインストーリーにとっても重要だったりします。お父さん、初代、あいつ、神木坂……。これらがキレイに拾われまとまるところ……見たいよねぇ~~~見れるんだよなぁ~~~~すごぉ~~~~~。

 


なんで大好きなおじいちゃんの顔を忘れていたのか。

今までは、毎日嫌なことがあったときやさびしいときにいつもおじいちゃんのことを思い出していた。だから忘れたことなんてなかった。
でも今は嫌なことより楽しいことの方が増えてさびしくないから思い出すことが少なくなったから。

オッッッッッ…………。明るくていつも笑顔な三角だったけど、忘れることなんてないぐらいおじいちゃんのことを思い出していたんだ……。わたしは自分の知りえないところで現在進行形で動いている感情に弱いのでこういうの……くる。でも今は思い出すことが少なくなったと。最高の仲間がいるから……。良かったね。本当に、良かったね。爆泣

 


八角さんの口から三角の名前に込められた意味が語られます。

世界は色々なものであふれている。でもその中のたった三つだけで完璧な形を作ることができる。人生で三つの宝を見つけられたら、お前はきっと幸せになれる。

三角が見つけた三つの宝。それはさんかく、お芝居、仲間。これが三角のしあわせになれるさんかく。あーーーーもうこれ以上泣かせないでくれよ~~ウソ、泣かせて。(真澄くんの真似)これ読んでから三角のキャラソンを聴いたらもう涙がマジで止まらない。

ひとりぼっちだった三角には今みっつも宝物があるんすよ……。嬉しいよわたしは……。

三角ってものすごく幼いですよね。ずっと子どものままで成長が止まっているって感じ。そう考えると三角の親の言う通り三角は変なのかもしれない。でも三角にはちゃんと感情があるし、他人を思いやる心も頭もある。ただ純粋な子どもなだけで。子どものときって、大人と言うか親の言うことが全てでそれが正解だったと思うんですよ。純粋な子どもだから親から「お前は変だ」と言われたとき悪いのは自分なんだって思ってしまったんだと思うのね。三角って自由に見えて周りの顔色すごく見るし、誰かを振り回してしまったとき必ず謝る。自分が悪いと思ってるから。そう考えると三角の一挙一動すべてにこう……健気さを感じて泣けると言うか……。それと同時にキャラクターの一貫性すげえなこの作品てなるよね。ちなみにわたしは重度のショタコンなのでそういう意味でも三角は刺さる刺さる刺さる。あと友達居ない子に友達出来るのにめちゃくちゃ弱い。超好き。夏組刺さる。

あの、ライブで三角はキャラソンを三人で踊ってたじゃないすか……。ステージ演出をあまりと言うかほぼ使わず三人だけで踊ってたんですよ……。その姿が楽しそうで……。ダンスもガチだったから見応えも凄かったんですが。そしてそして三人だけでステージを作るのってこのストーリーを読んで考えてみるとんもぉ、意味がすごい込められているじゃないですか……。逆に演出過多ですよこれは。え、ええ~~?!ハァ……アッ……。だ、だれ……これ、作ってるひと……関わっているひとすべて……いや……たぶん……これは愛ね……。ハッ……!待って感想めちゃくちゃ長くないこれ?撤収!

 


まとめではなく反省

話したいと思ってたことあったのに感情のまま書いてたらそこまで行きませんでした。