前回だよ
A3！ストーリー感想⑨〜Knights of RoundIV THE STAGE - シアワ星 (hatenablog.com)
夏になりましたね。最高ですね。
と言うことで久しぶりに書きます。
SHI☆NO☆BI 珍道中
夏組第五回公演です！！
やっと書けました。今回は一成くんのお話です。
この感想を書く前に6幕と7幕を読み直したので完璧です。
今学内で人気のパンケーキを食べる！というカズ。しっかりと流行りを抑えてますね。
万里とナカヨピコな姿、微笑ましいですね。劇団員とナカヨピコなミヨッペを見ると安心しますね。
課題を作成してキャプションなどを埋めるミヨピコ。自分で解説いれるのはハズカピコなので普段はタイトルしか書かないらしいです。私生活では騒がしく喋るタイプのミヨちゃんからは意外かもしれませんね……うん……。わかるよ。わかるんだ……。いや。なんかねえ。今回一成のお話の感想を書くことに対してちょっと間を開けてしまったんですが、理由としては一成のボイスが無い(オート進行しながらＩＮＧで感想を書いているため、ボイスが無いと画面を見て文字を読みながらタイプしなくてはならなくて大変だから)ことともうひとつ、いやふたつぐらいあって……。それはミヨくんが自分にとってはちゃめちゃに共感性高いキャラクターだからなんですよね。それとは別にさらにミヨってキャラクターとして見たときすごく……すごく、自分にツボと言うかめちゃくちゃちゅき！！！！！って要素モリモリと言うか私から見ると好きの欲張りセットみたいなキャラで、真面目にミヨと向き合って感想なんて書いたら「え……この人カズナリミヨシのこと好きすぎ？」みたいになっちゃいそうでいや全部の感想「え……この人キショすぎ？」なのはそうなのですが私は素直じゃない恥ずかしがり屋のオタクなのでこの……好きに向き合うのが……恥ずかしいと言うか……一成のこと好きなのがばれてしまうのがちょっと恥ずかしいみたいな……なんかあって……。しかしちょうど6幕と７幕を読んだので今だ！！ミヨッペの感想を書くのは今しかない！！と思いPCを開いた次第です。……と言うことで自分語りと言い訳を済ましたので感想の続きをライトします。
ミヨッペと亀吉がナンパに繰り出そうぜ〜と話をしています。なんとスズメのナンパをするみたい！ミヨッペは守備範囲広いですね。
賑やかにお話をするふたりですが、しかしその横で綴が真剣に執筆中とのことで。ジャマしないように静かにしようと提案するもいやしかしここはアドバイスするべきでは？とひとりで悩みます。んもお～～自分で決められないんですね……。しかし綴には普通に見つかっていました。でもその後の会話のおかげで綴のインスピレーションが湧いたようです。良かったピコ！
忍者がモチーフの公演になるようだから、語尾を忍者風にして役作りしよ～って盛り上がる夏組。楽しそうで良いなあ。天馬くんは嫌がってますが……。笑
そして綴の気配を察知する三角。これはもう本物の忍者と遜色ありませんね。
出来上がった脚本の忍者はござるもニンニンも使っていないようで忍者語縛りは終了です。
そして主演のキイチは一成っぽいね！と言うことでカズが主演に抜擢されます。ガンバレ！
ミヨッペがちょっとジョークで返したり笑ったりハイテンションで会話するのって本心をごまかすためなのかなと思います。人の顔色うかがったり本音を話すのが苦手な人がよく使う手法ですよね。
主演があるので次の展覧会は見送る～と言うミヨッペですが、教授に留学の話を持ち掛けられ悩んでしまいます。ミヨッペの目指すものはやりたいことは全てやるUMC(ウルトラマルチクリエイター)なのでどちらも諦めたくないよねと悩んでしまいます。
楽しいと思うものやりたいと思うもの全てをやりたい！と思うミヨッペの気持ちってめちゃくちゃわかるというかとても刺さります。私もそういうタイプで興味があっちこっち行って、でも前にやっていたことが飽きた訳じゃないからそっちもやりたいみたいなね。何？時間が無い？やはり悲劇か……ウムゥ……。
ミヨッペが中学生のときに書いた文集を読み、いろんなことを思い出します。勉強しか無かったミヨッペが今は選べないほどたくさんのものに囲まれていると思うと胸が熱くなります。
このストーリー読んで一番嬉しかったのってミヨファミがミヨッペに物事を押し付けたりしないことでした。勉強しかしてなかったって話を聞いたとき強要されてたのかなあとか思っていたので、そうじゃなかったことが嬉しかったです。お前が選んだ道ならどんな道でも応援するというパピー。良いファミ……。まあその影響で逆に何も決められない子になっている可能性は無きにしも非ずですが、愛と幸福があれば良いよね！
まだ誰にも相談していない留学案内を三角に見つかってしまいます。三角は少し不安そう。
そして稽古中にもその不安が出てしまいテンポが悪くなってしまいます。
そしてカズがとうとう留学の話を夏組にします。
今度の公演と被っているとのことで夏組全体に不安が一瞬生まれますが……。
留学に対し背中を押す天馬くん。キイチはこのまま一成で行くが、留学に行くことになった時は俺がやる。どちらを選んでも大丈夫と。前回の夏組公演でどちらもやりたいという気持ちを持っていた天馬くんだからこその気遣いですよね。
しかしミヨッペは浮かない表情を。みんなが応援してくれたから頑張って制作して結論を急がないと、と焦ってしまいます。周りに対する罪悪感と気遣い。制作と結論を出すことが義務に変わっちゃってるように思える。「周りのために」って感情に急かされるとのびのび楽しく創作って出来ない気がします。
役作りのためにかくれんんぼをする夏組と監督。楽しそうですね～～～。
お風呂場に隠れているところに今からバスタイムの東さんと遭遇してしましい焦って出ていく監督……。ラブコメかな？
さっきまで不穏そうな空気でしたが一変して楽しそうな雰囲気。
7幕の時に今回の公演は暗い話だから見ていて重くなったり飽きなくするためにアドリブ入れたら良いかもってくだりがあったのですが、そういうことなのかな？Ａ３はスタッフの感情、考えがダイレクトに反映されているようなので、そんな風に考えるのも楽しいですし勉強になりますね。
そして楽しい雰囲気の直後にシリアスな天馬くんと一成……。お前は一生懸命もがいているように見えないと……。ﾇﾝ。
かくれんぼは一成を気遣ってとの提案だと話す椋くん。そんな椋くんに対し三角は「やさしいね。いいこ」と笑いかけます。三角って幼児感強いけれどやっぱりお兄ちゃんなんだよなあ。6幕読んでたときも思ったけど、語りかけるんですよね、人に。
ミヨパピとエンカする監督と三角。いつも一成から話を聞いているからわかったと言うパピ。ミヨッペは家族に自分のお話をたくさんするんだなあと思うと胸が暖まります。家族との会話が日常的に発生しているっていうのが想像できて微笑ましくて良いなあ。そういう描写大好きです。
ミヨパピから一成の過去のお話が。子どもらしくない子どもで心配だったと。ミヨパピはミヨッペのことをしっかり見ているんですよね。そんなミヨッペが心配で散歩に誘ったりして……。そしてそこで美術館に足を運び、ミヨッペが絵に出会います。
めっちゃいくない？？？？？？？？？？
勉強にしか興味がないミヨッペが変わるキッカケと言うか、初めて興味を持ったものに出会ったキッカケはパピが与えたんですよ！！！！！！！！！！！私は家族愛が大好きなのでも～～～～～こういうの……。良い。
ミヨッペの口からはパピがキッケとは一度も出てないんですよ。（多分。出てるかもしれないけど覚えてないです。）
だからミヨッペがパピに感謝しているかはわかりません。でもそれが良い！！！！！！！！と……思って……思います個人的に。
いや感謝はしていると思いますよ。カズはそういうの大事にしてる子だと思いますし。なんと言うか、ゲキオモカンシャ！！とかそういう感じじゃないのが良いなあと言うか。個人的にすごく好きなんです。この雰囲気が。
そしてパピもカンパニーのみんなや絵には感謝していると……。押しつけが無いファミリーですね本当に……。私はね……ミヨパピが……推しですね。いやミヨシファミリー箱推しですね。
そして問題はミヨッペだけでなく三角にもありました。
かずのこと応援したかったのにモヤモヤして後押し出来なかった。
モヤモヤの原因がわからなかった三角ですが、監督と話してそれは「さびしい」からだと言うことがわかります。
三角は自分の感情に鈍い子です。恐らくそれは人と触れてこなかったからなんでしょうね。
A3、マジで道徳の教科書。
真っ白キャンバスに向かい落ち込むミヨッペ。
過去の自分の言葉を思い出し、さらに悩みます。
そこで一成は「だれかたすけて～」と独り言を呟きます。
その独り言に対し「いいよ」と言う幸くんの声が聞こえます。
一人かと思いきや夏組がいました。良い演出ですね。
しかも幸くんって言うのがね。にゃんばれでは幸くんが一人で気負ってしまい「助けて」と言う本音によって事が進みましたよね。リフレイン演出って言うんでしょうか。こういうの本当に好きです。
一成って多分人に頼ることが苦手な子なんだと思います。苦手と言うか頼ると言う発想が無いと言うか。UMCって言うのも一人で何でもやることに慣れているから生まれたものな気がしますし。
しかしミヨッペ、バイトとかしてなさそうなのに美大……しかもめちゃ制作にお金がかかりそうな日本画専攻……。ストーリーの節々からわかりますが、マジで金持ちなんだろうな……。美大生の友人が居てよく金銭面の苦悩話を聞いてたので、そういうのリアルに感じてしまい震えます。
猫ちゃんと三角とミヨッペがお月見をするシーン。とても良いですね。
最近のストーリー持ち出しちゃうけど三角が紬とお月見したいって言ってましたよね。三角にとってお月見は大事な人と行いたい特別なイベントなのかもしれません。
突然のエチュードに乗る夏組。今のキイチが一番良かったと褒める天馬くん。自然体が一番ってことなんですかね。
キイチは一成にやってほしい。しかし公演は一瞬。人生を左右する留学が大事に決まっている。周りじゃなくて自分自身の気持ちを大事にしろ。と天馬くんが自分の考えを伝えます。
そして一成は過去の自分の言葉を思い出します。
「今」の自分の気持ちを大事にしろと。
今を考えずに生きていた過去の一成から今の一成に送られた言葉。
何故、制作が進まなかったのか。それは描きたくなかったから。
単純だけど、そうなんだよね。
なんか……ボロ泣きしちゃった。刺さる刺さる。
一成は留学ではなく公演を選びました。
6幕では選ばない選択を選ぶことにした一成ですが、選ばないのはどちらもやりたいからです。
実はちゃんと選べていたんですね。
今回の劇はふたりのマヌケで軽い忍者のせいで若様が二股しとるやんけ～～～！と言うのがバレて戦が起きちゃったりなんだりでドタバタしてしまうストーリーです。
二股の部分って一成が演劇と絵のふたつのことで悩んでいたからのリンクなんですかね？
お互いの里に反発するキイチとヨシマル。別に忍びを止めるわけじゃないし戦さえ止めてくれればそれでいいのに～。と。平和主義ですね。ストーリーの節々に今回のお話とミヨッペっぽさがありますね。
公演は初日からアドリブ満載で無事大成功します。いや～良かったねえ。
そしてラスト。ミヨッペは留学には行かないけれどなにか描き上げておきたいからと絵を一枚描きます。そして苦手だと言っていたキャプションには過去への自分のお手紙を。
今の自分は大好きなものに囲まれている。今の自分はとても欲張りで迷ってばかりだけどそれは後悔しないように「今、この時」を選んだ結果だと。
自分が選んだことなら後悔しないって、なにかのアニメで言っていた気がします。多分プリチャン。
過去の一成は後悔をしていたと思います。だから未来の自分にあんな言葉を送った。でも今の一成はそんな過去の自分からの言葉を貰って今を楽しく生きています。きっと今の一成は過去の自分を後悔していないんじゃないでしょうか。「後悔」から生まれた言葉から「今」を生きている訳ですから。過去の言葉から今を生きて未来を創っていくんですね。人生って感じでめちゃくちゃええな！ですね。
エピローグでは夏組恒例花火大会が始まります。
良いですね。夏組と言えば花火。夏と言えば花火。夏に入ってからは私も会う人会う人全員と花火の約束してますね。
来年もこうやってと未来のことを話す夏組。ホント、ええな。
まとめ
一成って良い子ですよね。さりげない描写から他人に気を使って生きている子なのが汲み取れます。(今回のお話だと綴の邪魔しない方が良いかな？でも先輩として悩み聞いた方が良いかな？とかね)
多分一成にとって浮かぶ選択肢って言うのは全て自分の考えなんだと思います。なんて言うんだろうなあ、我慢して他人に合わせるって訳じゃないと言うか。どちらも正しいと思っていると言うか。左京の兄貴とかは自分優先度が低いと言う印象があるのですが、一成は別に自分優先度が低い感じでは無いような気がします。
どちらも正解だと思うから「自分がやりたいことやれ」とか「自分の意見を言え」って言われると詰まっちゃう。そして一成が一番優先しているのって他人とか自分じゃなく場の空気だから選択肢の間で迷子になってしまうんだろうなあとか。意見が無いんですよね。
人に合わせちゃうタイプな訳ですが海外旅行行ってるお話とかでは「俺はこの店に行きてえんだ」って天馬くんと喧嘩していました。劇団員相手だから自分の意見をハッキリ言えると言うのも当然あると思いますが、意思と目的がハッキリしている時はきっと言えるんですよね。他人と過ごしていると場の空気を乱さないが目的になってしまうから思ったことを伝えることが難しくなると言うか。
A3は息子にしたいキャラクターが凄く多いんですが、個人的息子にしたいランキングでは一成が一位です。ミヨパピが一成が悩んでいる姿を見るのも嬉しいって言ってましたが、ほんと、羨ましいと言うか。すごく素敵だなと思うんです。自分もいつか言いたいセリフですね……。
ところでまとめって意味、知ってるか？知らないね……。
まとめ
まとめられない
